・地元紙で観察会をみつけてこの会の行事にはじめて参加しました。説明も質問も理科系というか、よくある観光団体とはちがうと思って植樹にも参加してみたら、山の中で急な坂を上がり、石だらけの地面を掘り、20
cmくらいの小さな苗を植え、と今まで見聞きした植樹とのちがいに驚きました。ど素人の新米にも、ちゃんと聞けば教えてくれて、終わってなんとか下りてきたときは、やれやれと安心し、いくらかの達成感もありました。その後の何回かの作業で、この年ではじめての野外の肉体労働ですが、ほどほどの運動強度と時間なら楽しむことができる、と新発見しました。
会の先輩たちの特色は、なごやか、口数は少ない、(年の割に)よく働く、木や草や虫などのことをやたらに知っている、というところ、ときどき、ずいぶん科学的というか学問的な発言が出てびっくりすることもあります。
森も草も虫も大事なことなのに、自分はほとんど何も知らないで生きてきた、スタートが遅いが少しは知りたい、と今は願っています。(U.H )