日 時/2023年10月29日(日)
場 所/三重県尾鷲市
参加者/33名(うち一般参加者6名)
早朝6時50分、上富田町役場駐車場に集合し大型バスで出発する。国道311号線で途中、栗栖川と請川からの参加者を乗せ新宮市に入り海岸沿いに国道42号線から紀勢道に入り10時頃にJR九鬼駅前に到着。九木湾内から漁港、九木神社まで20~30分歩きました。住宅地から旧九木小学校から裏山に入り景勝地オハイに向かいました。途中、植物に詳しい木村さんから樹木の説明を受けながらの山歩きでしたが、とても昼までには着かないとの事で、とにかく歩くことに専念しました。最初はあまり手入れが行き届かない植林山でしたが、それでもキノコに詳しい大江さんからオオワライタケを教えて頂いたりしました。雑木山に入りカゴノキ、ヤマモモを観たりしましたが大木はありませんでした。歩くことに専念したことで昼12時頃にはオハイに到着しました。このオハイに近づくにつれ人の多さに驚かされました。しかも若い人達がいくつものグループを作りあちらこちらの岩場で凪いだ大海原を観ながら弁当を食べたりして賑わっていました。この光景には、戸惑いと異様さを感じずにはおれませんでした。このところの若者達によって拡散しているSNSの投稿でこの様な賑わいを作っているようです。尾鷲市観光課もこのオハイの賑わいには頭を抱えているようです。山道の安全対策の遅れやマナーの問題があるからです。
私たちいちいがしの会のグループも、それぞれ景色を眺めながら弁当を食べ終え、来た道を引き返しました。午後3時30分頃には参加者全員がバスに戻り帰路につきました。午後7時頃には無事上富田町役場に到着しました。今回の観察会、当初の予定では高低差約300mほどの軽い山歩きのつもりでしたが予測に反して距離が長く歩数も約20,000歩も歩いていました。