講 師/平井厚志氏(すさみ町立エビとカニの水族館館長)
日 時/2024年7月13日(土)
場 所/JA紀南中央営農経済センター
参加者/17名
今回はウミガメとカニから見た和歌山県の沿岸環境の現状についてお話をしてくれました。
長年日本各地の海や川の生き物の調査を続けていると、山と川と海との繋がりが絶対に切り離せないものだと実感されているそうです。
沿岸環境を知るうえで砂浜と関わりの深いウミガメとカニの視点から見ると、自然豊かな和歌山県といえども環境破壊が進行している。とくに砂浜は悲惨な状況になっている。沿岸には砂浜、磯、川の河口、藻場とかいろんな環境が入り混じって海岸線が形作られているが、人間活動の影響を常に受けている場所でもある。人に優しい海岸と海の生き物に優しい海岸は全然違う。と話されていました。
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